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眠れない病気とは?

 

眠れない病気とは、不眠症を引き起こす疾患のことです。
たとえば以下のような種類があります。

  • 精神生理性不眠
  • うつ病
  • 統合失調症
  • 内臓の病気
  • 脳の病気
  • むずむず脚症候群
  • 周期性四肢運動障害
  • 先天性中枢性低換気症候群
  • 肺胞低換気症候群

眠れない病気といっても、このように多岐に渡ります。

精神生理性不眠とは?

まず、不眠症そのものといってもよい「精神生理性不眠」という病気があります。

これは、とくに不眠の原因(ストレスや概日リズム障害)が認められない、原発性の不眠の症状です。神経症が根幹にあるといわれています。「今日も眠れないのでは?」という予期不安を抱くことが特徴です。まだ起こらない未来を不安に思って緊張するため、血圧や脈拍、体温がやや上昇。その結果、本当に眠れない病気になってしまうわけです。

精神生理性不眠の場合は、まずカウンセリングを行ないます。
そして病院に一泊してもらい、睡眠の様子を観察します。たいていは患者さんが思いつめているほど、眠れていないわけではありません。実際は眠れていることが多いのです。そこで患者さんに睡眠時のグラフを見せて、認識を改めてもらいます。これを認知行動療法といいます。

軽度の患者さんでは、これで安心して、治療は終了します。
しかし神経症の素質が強い人は、そうは捉えないので、治療が長引くことになります。精神生理性で眠れない病気の人は、日中の運動量が少ないために、不眠症となることもあります。ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れたら、劇的に不眠が解消したということも、よくあります。

このように眠れない病気は、神経症を基盤にしたものです。
そのため体内時計がずれこんで夜型になっているとか、ストレスがあって寝付けないという場合は、眠れない病気というほど深刻ではありません。

言い方の問題だと思いますが、これらは眠れない病気というよりも、睡眠障害という言い方をします。夜型の場合は概日リズム睡眠障害、ストレスで寝れないときはストレス性睡眠障害といいます。

体内時計が夜型の場合は、早起きして太陽の光を浴びることで、簡単に不眠を解消できます。またストレス性の不眠の場合も、寝れない原因はストレスや悩みなのですから、ストレスがなくなれば、自然と眠れるようになります。

ただしPTSD(心的外傷後ストレス障害)のように、原因のストレスが強い場合とか、原因が特定できない場合は、心療内科や精神科などで睡眠薬を処方してもらうこともあります。現在はベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤が主流で、抗不安薬の一種です。この薬剤は、アルコール(お酒)や風邪薬よりも安全になっています。

そのほかの眠れない病気

そのほか不眠症以外の病気によって、夜に寝付けないことがあります。
関節炎や歯痛、生理痛、頭痛など、体に痛みがあれば、当然寝付きにくくなります。アトピーのかゆみ、喘息や気管支炎の咳もそうですね。

寝ようとすると、ふくらはぎのあたりがムズムズと動く「むずむず脚」や、足が勝手に動く「周期性四肢運動障害」も眠れない病気です。これを合わせて「むずむず脚症候群」といいます。名前はユーモラスですが、本人にとっては深刻です。

睡眠中は意識がありませんが、呼吸が出来るのは、中枢神経系や自律神経がコントロールしているからです。ところが眠りに入ると同時に呼吸が止まってしまう、原因不明の難病があります。これを「先天性中枢性低換気症候群」といいます。

もし何も器具を装着しないで寝ると、息ができずに命にかかわるので、寝る前は必ず鼻マスクなどを装着する必要があります。

睡眠時無呼吸症候群は、眠れない病気ということではありませんが、同様の症状が現れます。気道が狭くなっているために、イビキを誘発し、摂取酸素量が激減します。そのため眠りが浅くなり、脳や心臓がダメージを受けるのです。本人は気づいていなくても、夜中に低呼吸や無呼吸によって、何度も起きているわけです。

呼吸関連睡眠障害は命を縮める、非常に危険な眠れない病気ですから、すぐにでも睡眠障害専門のクリニックを受診されることをおすすめします。

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